覗く。
みなさん、こんにちは。
「覗く」と聞くと、穴や隙間から、こっそり中を見る姿を思い浮かべます。
しかし、覗くものは穴の向こう側だけではありません。
知らなかった日本を覗く。
壺の中で進む変化を覗く。
水面の下に広がる世界を覗く。
機械の奥に隠れた不調を覗く。
反対に、誰かから覗かれないように隠すこともあります。
今回は、普段は見えないもの、見過ごしているもの、できれば見られたくないものを、少しだけ「覗く。」商品を集めました。
■1 人は覗きたい以上に、覗かれたくない
GFCFILM 14インチ 覗き見防止フィルター
ブルーライトカット・反射防止・着脱式
覗きたいわけではないのです。
ただ、子供の頃、隣の席の子が必死でノートを隠していると、何を書いているのか気になりました。
こちらが覗こうとしたのではなく、相手があまりに必死で隠すから、かえって見たくなったのです。
人には、覗きたい気持ちがあります。
しかし、それ以上に強いのが、覗かれたくない気持ちです。
電車の中、喫茶店、会社の机。
本人は仕事をしているつもりでも、隣の人には画面が丸見えになっていることがあります。
このフィルターをモニターに取り付けると、正面からは画面が見えても、横からは見えにくくなります。
何を見ているのか。
何を書いているのか。
本当に仕事をしているのか。
余計な詮索をされたくない人には、ありがたい一枚です。
ただし、あまり厳重に隠すと、今度は周囲から、
「いったい何を見ているのだ」
と、別の疑いを持たれるかもしれません。
■2 日本人が、知らない日本を覗く本
地球の歩き方 日本 2023~2024
単なる国内旅行の案内書だと思ってはいけません。
日本には、長く住んでいても、見たことも聞いたこともない土地や習慣が山ほどあります。
有名な観光地だけではありません。
地方の食べ物。
奇妙な祭り。
不思議な地名。
地元では当たり前なのに、よその人にはまったく理解できない風習。
日本人でありながら知らなかった、日本の素顔を少しずつ覗ける一冊です。
最初から最後まで読み通す必要はありません。
枕元に置き、眠る前に適当なページを開く。
知らない町を数ページだけ歩き、眠くなったら本を閉じる。
実際に旅行へ出なくても、その晩だけは、どこか遠い土地に行った気分になれます。
ただし、毎晩読んでいると、行きたい場所ばかりが増えていきます。
体は布団の中なのに、頭の中だけが日本中をうろつき始めます。
■3 壺の中と、壺の底を覗く
リビング 丸かめ4号 保存容器
7.2リットル・蓋付き・陶器製
今どきのおしゃれなキッチンには、まったく似合わない壺です。
丸くて重く、場所を取り、棚に置いても華やかさはありません。
しかし、この中にはいろいろなものを入れられます。
梅干し。
ぬか床。
味噌。
そして時には、へそくり。
梅やぬか床は、毎日覗くたびに少しずつ変化します。
匂いが変わる。
色が変わる。
表面の様子が変わる。
へそくりだけは、覗いても増えていません。
昔は、信楽焼などの壺が、どこの家にも普通にありました。
それが何十年、何百年と残れば、やがて古い民具となり、美術工芸品として扱われることもあります。
一度買えば、簡単には捨てられません。
購入した年月や名前を底に書いておけば、未来の一族が、
「これはご先祖が使っていた壺だ」
と、大切にしてくれるかもしれません。
ちなみに、我が家に残る壺の底には、「文久三年」と書かれています。
壺の中を覗けば、今日の漬物が見える。
壺の底を覗けば、百年以上前のご先祖が見える。
ただの保存容器も、長く残れば一族の歴史になります。
■4 顔は地上に置いたまま、海の中を覗く
No.950 ガラス箱メガネ
木製・水中観察用
船の上や岩場から水底を眺めるための、箱型の水中メガネです。
箱の底にあるガラス面を水につけ、上から覗き込みます。
すると、水面の反射や波の揺れに邪魔されず、海の中がよく見えます。
海藻の間を泳ぐ、小さな魚の群れ。
岩に張り付いたウニ。
ゆっくり動くヒトデ。
私たちが暮らしている場所から、ほんの数メートル下には、地上とはまったく違う世界が広がっています。
海に潜るのは怖い。
息を止めるのもしんどい。
顔を水につけるのも嫌だ。
それでも、海の中は少し覗いてみたい。
そんな人には、非常に都合のよい道具です。
こちらは普通に呼吸をしながら、魚たちの暮らしを一方的に観察できます。
もっとも、魚の方からすれば、海面に突然現れた大きな顔を見て、
「また人間が覗いている」
と思っているかもしれません。
■5 クルマの体内を覗く診断機
OBD2診断機・故障コードリーダー
バッテリーテスター一体型
夏は、冬とは違った意味でクルマの調子が崩れやすい季節です。
真夏の道路で渋滞すると、古いクルマはたちまち機嫌を損ねました。
バッテリーが弱る。
エンジンの熱がこもる。
タイヤが傷む。
エアコンが働かなくなる。
昔は、エンジン音、振動、匂い、排気ガスの色などを頼りに、クルマの具合を判断しました。
「今日は少し音がおかしい」
「いつもより吹け上がりが悪い」
そんな人間の勘に頼る部分も多かったのです。
今のクルマは、内部で起きた異常を故障コードとして記録しています。
OBD2診断機を接続すれば、警告灯がなぜ点いたのか、どの系統に異常があるのかを確認できます。
人間でいえば、血液検査の結果を見るようなものです。
外から眺めただけでは分からない、愛車の体内を少しだけ覗けます。
ただし、故障コードの意味が分かったからといって、修理まで自分でできるとは限りません。
診断機をつないで深刻な表示が出た時は、
「見なければよかった」
と思うこともあります。
編集者の一言
人間は、見えないものが気になります。
隠されると見たくなる。
壺に蓋があれば開けたくなる。
海の中に何かいると聞けば覗きたくなる。
クルマの警告灯が点けば、内部で何が起きているのか知りたくなる。
しかし、覗けば安心できるとは限りません。
知らなかった世界が見えることもあれば、見たくなかった現実が出てくることもあります。
それでも人は覗きます。
知らないままにしておくより、少しだけでも見てみたい。
その好奇心があるから、世界は穴の向こう側まで広がっていくのでしょう。
ただし、人のスマートフォンや手紙を勝手に覗くのはやめておきましょう。
好奇心と不作法は、似ているようで別物です。
※本記事にはAmazonアソシエイト・プログラムを利用したアフィリエイトリンクが含まれています。商品の価格、仕様、在庫状況などは、リンク先でご確認ください。






コメント